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抜歯後の腫れ·痛みの和らげ方
こんにちは!
清瀬駅北口から徒歩3分にある清瀬とく歯科クリニックです。
当院は口腔外科専門の先生も在籍しています。
今回は抜歯後の腫れや痛みの和らげ方についてお話しします。
基本的に親知らずは抜いた方がメリットが多い歯とされていますが、
抜歯後の腫れや痛みが怖くて、なかなか抜歯に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
抜歯の術中、また抜歯後の1~2時間は麻酔が効いているため、痛みはほぼありません。
ただし、麻酔が切れてくると徐々に痛みが出てきたり、頬や顎のあたりが腫れてきたりします。
そのような痛みや腫れに対して有効な手段を4つご紹介します。
抜歯当日は血流をよくしないこと!
具体的には、運動・飲酒・長時間の入浴(シャワー程度はOK)は控えましょう。
抜歯直後の患部は傷口になっていて、出血がともない、痛みがでやすい状態です。
なるべく出血をおさえて早い治癒を進めるため、当日に血流が良くなるような行動はやめたほうが好ましいでしょう。
強いうがいは禁物!
抜いた後の傷口は、徐々にかさぶたができることで、歯茎の表面が元通りに治っていきます。
そのような段階で強くうがいをしてしまうと、せっかく出来てきたかさぶたがとれてしまいます。
抜歯後の5日程度は、お口の中に血の味が広がって不快感があるかもしれませんが、強いうがいは控えてください。
同様の理由で、患部に歯ブラシを当てるのも❌です。
ただし、口腔内を清潔に保つことは大切ですので、他の歯の歯磨きは丁寧に行ないましょう。歯磨き後のうがいはやさしく行なってください。
お薬を決められたとおりに飲むこと!
通常、抜歯当日に痛み止めと抗生物質のお薬をお出しします。
抗生物質は飲み方が決まっており、効能がきちんと出るよう必ず飲みきるようにお願いしています。
飲み方を間違えたり、途中で服用をやめてしまうと、腫れが続く・ぶり返すといったことがありますので、必ず説明どおりに飲んでくださいね。
また、痛み止めは効くまでに少し時間がかかります。麻酔が切れる時間を逆算して、30分前くらいに飲んだ方がよいでしょう。
何時ごろに麻酔が切れるかは、術後にご説明いたしますのでご安心ください。
冷やしすぎに注意!
腫れた場合、熱を持っている状態になるため、なんとなく冷やすと楽になりますよね。
ただ、冷やしすぎてしまうと、患部の血流が滞ってしまい自然的な治りが悪くなってしまいます。
冷やすときは、保冷剤などではなく、冷水で濡らしたタオルをあてる程度にしましょう。
もし痛みがずっと続いたら···
歯を抜いた部位の痛みが長期的に続き、痛みの度合いが変わらない場合は、専門機関での早めの検査をおすすめいたします。
抜いた部位のかさぶたが取れてしまっている場合や、神経を損傷している可能性がありますので、我慢しないでセカンドオピニオンを選択することも大切です。
「腫れたらどうしよう」「どれくらい痛いのかな」と、
歯を抜くのは不安が多いと思います。
上記は、親知らずに限らずどの歯の抜歯においても有効ですので、
よろしければご参考になさってください。
その他にも不安や疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。